ニューヨーク出来事

ニューヨークのハロウィンパレード

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10月31日はHalloweenです。

Halloweenの起源はケルト人であるとされています。

ケルト人は11月1日を1年の始まりとして

10月31日は秋の終わりで死者の霊も家族を訪ねて来ると考えていました。

日本で言えばお盆と大晦日が同じ日ということです。

日本でも盆提灯を灯して食べ物をお供えしてお迎えしますが

アメリカではかぼちゃを置いたり、くり抜いてジャックオーランタンを作って火を灯したりします。

そしてお化けなどの怖い仮装をすることで、死者の霊に気付かれないようにしていました。

もともとキリスト教とは無関係の行事なので宗教的な意味はなく

現在では老若男女関係なく一大仮装大会になっており

子供は家々を回りお菓子をもらったりします。

訪ねた家でTrick or Treatと声をかけお菓子をくれなければいたずらをするというのですからほぼ脅迫です。

これで思い出されるのがちょうど30年前に日本人留学生が

ハロウィンでお菓子をもらおうと訪ねた家で射殺された事件です。

日本人留学生射殺事件

家人は不審者が近づいて来たのでFreeze!(止まれ!)と言ったにも関わらず動いたので撃ったとの事です。

被害者はFreezePleaseと聞き間違えたのではないかということでしたが

この事件を知った日本人はFreezeは忘れてはいけない言葉No1として刻み込まれました。

ニューヨークではGreenwich Villageのパレードが有名です。

パレードには仮装していれば誰でも参加できます。

久しぶりにパレードに来ましたがすごい人です。

前はこんなに身動きがとれなくなるほどの人出ではなかったです。

どんなに混雑していても、ラッシュ時の地下鉄でも

密着するのを嫌うアメリカ人なので群衆雪崩はまず起きないと思います。

とは言え人も多く、雨も降りそうだし

道ゆく人に声をかけて写真を撮らせてもらう勇気もないので

派手な家の前とチャッキー犬を撮らせてもらって早々に引き上げました。